翼を持つモノ
城の中から覗く、橙色に輝く空。
その色を背に飛んでいく鳥たちを千尋はゆっくりと眺めていた。
自由に羽ばたいていく鳥。
それを見るたびに思いを馳せる。
自分の選択は間違っていなかったんだ、どこかで彼が生きてさえいればいいと。
後悔なんてしない、したくない。
それでも…これほどまでに胸が苦しくなるのはなぜだろう……。
願ってしまうのは…なぜだろう……。
『会いたいよ……サザキっ……』
『千尋。』
そんなはずはない、そう思った。
『ひでぇなぁ〜もうオレの声を忘れちまったのかい?』
羽に扇がれ、室内に一陣の風が吹いた。
『…どうして……』
『どうしてって…そんなの決まってんじゃねーか』
『さらいに来たぜ、オレの姫さん』
力強い羽音、名を呼ぶ声、柔らかな匂い、抱き締められた身体から伝わる温もり。
全て千尋が愛した…紛れもないサザキのもの。
千尋はサザキの羽に優しく触れた。
日向の誇りはまだしっかりとそこにあり、堂々とした力を放っていた。
『姫さんが…守ってくれたんだもんな』
『だって…これがなくなったらサザキはサザキでなくなってしまうもの』
そして、その翼を見るたびに思った。
自分にも翼があればいいのにと。
そうすればいつだって……
『サザキのところへ飛んで行けるでしょ…たとえどんなに遠く離れていても』
『姫さん……』
『ま、今から羽を生やすのはちょっと難しいかもしんねーけどなー……でもそう心配すんなって』
ふわっ。
『これからはオレが千尋を抱いて飛んでやる、どこへだって』
もう、離れることはきっとないから。
その色を背に飛んでいく鳥たちを千尋はゆっくりと眺めていた。
自由に羽ばたいていく鳥。
それを見るたびに思いを馳せる。
自分の選択は間違っていなかったんだ、どこかで彼が生きてさえいればいいと。
後悔なんてしない、したくない。
それでも…これほどまでに胸が苦しくなるのはなぜだろう……。
願ってしまうのは…なぜだろう……。
『会いたいよ……サザキっ……』
『千尋。』
そんなはずはない、そう思った。
『ひでぇなぁ〜もうオレの声を忘れちまったのかい?』
羽に扇がれ、室内に一陣の風が吹いた。
『…どうして……』
『どうしてって…そんなの決まってんじゃねーか』
『さらいに来たぜ、オレの姫さん』
力強い羽音、名を呼ぶ声、柔らかな匂い、抱き締められた身体から伝わる温もり。
全て千尋が愛した…紛れもないサザキのもの。
千尋はサザキの羽に優しく触れた。
日向の誇りはまだしっかりとそこにあり、堂々とした力を放っていた。
『姫さんが…守ってくれたんだもんな』
『だって…これがなくなったらサザキはサザキでなくなってしまうもの』
そして、その翼を見るたびに思った。
自分にも翼があればいいのにと。
そうすればいつだって……
『サザキのところへ飛んで行けるでしょ…たとえどんなに遠く離れていても』
『姫さん……』
『ま、今から羽を生やすのはちょっと難しいかもしんねーけどなー……でもそう心配すんなって』
ふわっ。
『これからはオレが千尋を抱いて飛んでやる、どこへだって』
もう、離れることはきっとないから。
涙、涙の最終回

今日は係長が異動する前の最後の出勤日でした。
新しい係長との引継ぎもあり、最後の最後までバタバタと忙しそうでしたけどね( ̄▽ ̄;)
泣くまい!と思っていたんですけど……結局ウルッとキちゃいました。。。
『私、何にもしてあげられなかったね』
そんなことない。あなたの存在がどれだけ私の支えになったか。
辛くて苦しくて泣いてばっかだった私に『大丈夫?』って話を聞いてくれたのは係長だった。
わからないことがあると忙しいのに『調べてあげるね』って助け舟を出してくれた。
色んなところで気を使って、これだけ気配りの上手い人はそうそういないと思う。。。
係長は私の上司であって先輩であって…お姉ちゃんみたいな存在でした。
係長がいなかったらきっと今の自分はここにいない。
それくらい私にとっては大切な人だったんですよ。。。
来週から目の前の席にはいません。寂しい。
でもね、悲しがってばっかりもいられない……新しい支店でもセールスのプロとしての活躍を期待しています!
ありがとう、ずっとずっと大好きデス。
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